ピエロの悲しみ

あたしの想いはいつの間にか
古くなって 色褪せて 力尽きて 消えるだろう

君の顔はここからでもハッキリ見える

あたしの言葉はいつの日にか
古くなって 嘘になって 灰になって消えるだろう

だって言ったばかりでしょ?
全部黒だって

ホントのことは口に出す度に嘘になるしかないの?
今あたしにできることは
こうやって うたうだけ…

深く沈んでは浮かび上がる
夜の海のように

ホントのことを口に出したから君は行ってしまったの?
取り残されてもあたしは
生まれてきたこと ちゃんと許せるように
過ぎ去った悲しみ エサにしてうたうだけ…
×