心の道のり

たとえば いつかの 写真を見て
ひとつひとつ 思い出に
語りかける そのとき

悔しい 涙や つらい汗が
まるで今は なつかしく
感じることがある

もしかしたら 成長という
そよ風が きみやぼくに
吹いている

小さな でも大きな 心の道のり
ふみしめて ぼくらは
また歩き出す

たとえば 誰かと ケンカをして
いつの間にか 前以上
好きになれる みたいに

ぼくらが 大人に なったころは
世界中が 親友と
呼べたらいいのにな

どんな夢も 遠くに見える
ひな鳥が 空をめざし
叫ぶように

小さな でも大きな 心の道のり
かけぬけて ぼくらは
はばたいて行(ゆ)く

かけぬけて ぼくらは
はばたいて行(ゆ)く
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