カナタボシ

果てなき夢 続く旅の途中
まだ見えぬ明日を覗いてみる
そこにあるのは仲間の笑顔か
絶望か怒りかわからないけど

どれほど熱く希(こいねが)っても
過去には戻れないから
せめて未来だけはこの手で今
築いてゆこう

いつか辿り着く遥か彼方の地には
深い喜びが待っているんだろう
いつもこの胸に咲き溢(こぼ)れる笑顔を
守るため同じ空へ
迷いのない軌跡重ねて

水面(みなも)に浮く薄紅色の花
始まりの故郷(ふるさと)思い出すよ
どこにいても季節が巡っても
あの日誓った記憶 色褪せない

どれほど遠く斥(しりぞ)けても
避けられない別れもある
だけど揺るぎない強い意志で
繋がってる

たとえ弛(たゆ)みなく駆け抜けたその先に
深い悲しみが待っていたとしても
強がらないでいい頬を伝う涙は
そのままで流れ落ちたその数だけ
強くなれるから

降り注いだ雨 前も見えない
闇夜が僕らを引き裂こうとした
それでも信じよう ひとつ星
きっと…

何度でもまた花は開くんだ
風に吹かれても決して散らない

やがて辿り着く思い描いた場所に
深い喜びが待っているから
夜明けの陽(ひ)に照る僕らだけの景色を
見に行こういつの日にもみんなでただ
笑えるように
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