銀河への道

夕暮れの街はずれ 潮騒の音
見上げればひとつ 宵の明星(みょうじょう)
やがて来る 群星(むれぼし)を待つ
人は皆星に 行く道をたずね
願いをかけて幾千年
我もまた 語り語られ
たどり行く 銀河への道

草木(くさき)さえ眠りつく 旅の宿にて
ひとり酒くみて ふくむ盃
星明かり 影を落して
散りばめた帯の 天の川見れば
夢のかけらが幾千万
我もまた 西へ東へ
たどり行く 銀河への道

七つ星みつめ 野の風をまとい
人は旅立つ幾千年
我もまた 北へ果てなし
たどり行く 銀河への道
銀河への道
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