少年の詩

行き場のない俺がいる
のたうちまわってるだけ
短い時だったと
身を投げ出そうともした
傷つき堕ちていくことに
嫌気がさしていたけど
どしゃぶりの雨に打たれることが
今はとても素敵に見える

独り言が多くなったと
誰かに肩をたたかれ
こんなに苦しい思い
俺だけと思い込んでた
わりといい奴と言われてるけど
悔しい思いも 悲しい夢も
わりといい男と言われてるけど
一度だって忘れたことはない

何が嘘で何が本当かなんて
そんなものは分からないけど
自分の持つこの足で歩かなきゃ
何も見えない
きっといい事あるさと 励みに
うずもれている俺がここにいる
どん底に堕ちていく この俺が見えるか
決してやさしい奴なんかじゃない

そっと目を開いて 俺の姿を見た時
情けなくて笑っている
そっと目を開いて 俺の姿を見た時
情けなくて泣いている
何も出来ずここにいたら
ただの男になっちまう
本気で愛して 自分を愛して
本気で何かやって…
情けない程 素敵に生きてゆきたい…
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