私の猛獣狩

アフリカはアフリカはキリマンジャロのジャングルで猛獣狩をしたときの、
スリル万点スケール万点とっても愉快な物語り、チョッピリ本当の物語り
或る日のこと、いつもの様に 銃を片手に私はひとり、
ジャングルふみわけ獲物はないかと奥へ奥へと出かけたら、
いるわいるいる、ゴッテリいるいる、絵本でなじみの猛獣さん、
象にライオン、キリンに縞馬、ゴリラにゴジラにチンパンジー、
迎山おりました。何から撃とうか、どれから撃とうか、足はブルブル、
キモはヒヤヒヤ、勇気を出して、心を静めて、
ライオン目がけてズドンと一発……

それが失敗、見事に失敗、弾はまるきり見当はずれて、親玉ライオン
かんかん怒って私を目がけてワッと飛びつく、逃げるあとからワッと
飛びつく私は逃げるライオンとびつく私はにげるライオンとびつく、
あらあら大変行止り、ダンガイゼッペキ丸木橋、うしろにライオン、
前からゴリラ、下の川にはワニの群れ、絶体絶命ナムアミダブツ、
もうこれまでと覚悟を決めたら
天の助けか、神の御加護か金ピラ様のゴリヤクか……
アーアーアー映画でなじみのターザン出現ジャングルブランコふんわりと、
私をかかえてヒラリンコン枝から枝へとヒラリンコン、命からがら、
九死に一生、やっとの思いで逃げ出した
アフリカのアフリカの キリマンジャロのジャングルに赤いロマンの花が
咲く、気はやさしくて力もち、理想の彼氏のターザンと、
熱い熱い恋をした、せつないせつない恋をした、私の青春夢の物語
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