越後線

二度と逢えない 悲しみよりも
愛の脆さに また泣ける
あんなに愛して 過ごした月日
今でも別れが 言えません
ひとり降り立つ 小木の城(おぎのじょう)
あの日を辿る 越後線

愛し過ぎたら 何にも見えず
無器用でした この恋は
雪空晴れても 心は凍る
わがままばかりを 悔やみます
出雲崎から 妙法寺
心を洗う 越後線

いつもわたしを ささえてくれた
今はわかるの その心
このままふたりで 暮らそうなんて
佐渡島指差し 言ったひと
海を見つめる 寺泊
夕日が沈む 越後線
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