涙の路

たまには変わったことでもやろうと
街角の占い師に
占ってもらったこの俺の人生
占いは当たったのか

夜のふくらみ あの子の影
ガード下の唄うたい
迷っていたよ今だってそうさ
路をはずしたのか

幸せになる方法なら週刊誌に載ってたよ
駆け抜けて行く涙の路

たったひとつのことを
ずっとひとつのことを
今日もひとつのことを
悩んで歩んで

昨日は想いを便箋に書いて
マッチで火をつけた
灰が空に舞って蝶々みたいで
想いは届いたのか

どんな時だって君は君で
俺は俺さそうだろ
誰かが決めることじゃない

たったひとつことを
ずっとひとつのことを
今日もひとつのことを悩んで
冬ざれ走る涙の路よ
二度となき日々をうたって歩んで
×