ブーケの冬

またキャンパスの 思い出ばかり
抱きしめているのは 私だけ

キャンドルを買い忘れ 夜の街 飛びだしたね
去年まで パーティーは いつだって 3人だった
いつから恋人なの 2人は
わたし 見てしまった

大きな包み 抱えて急ぐ
笑顔で結ばれた シルエット

花束にたとえたら この想い 霞草かな
淡くて 気づけなくて過ごした
恋が雪になる

2人の名前 書きそえられて
贈りものが届く 誕生日に

真赤なリボン ほどけないまま
切なさと優しさ すれ違う
×