スピード

これはバルセロナで
流れていた歌だって
海の向こうから
パンとコーヒーの夢を見る

君と部屋で聴いた
歌はほとんど覚えてる
昨日遊びで塗った
爪のラメの宇宙で

君のこと好きなことが
僕の個性になればいいなって
近付いたら逃げられるよ
すぐ終わりを告げよう

君と踊るのは
いつが最後になるんだろう?
やわらかな朝日が
触れた地球のどこかで

透明な時間にくるまれ
冷たさはやがて熱となり
あっという間に目の前だよ
話そう話そう話そう
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