孤独な大人たちよもう一度走り出せ

暗くよどんだ部屋のモニター
点滅を続けるカーソル
虫籠で光ってたホタルのように
孤独さ ハロー?ハロー?
誰か ハロー? ハロー?

出来もしないことをいつしか
大人は口にしなくなってた
出来もしないことを夢みて
若者は世界を築いてく

さぁ何回も何回も転んで
それでもまた立ち上がれた
あの頃のままの姿で
大人達よ走り出せ

忘れたふりして
忘れちゃいないんだ
みんな…

画面越しに孤独はみんな
がらんどうの心を埋めて
不恰好な自分を受け入れたんだ
君もかい? ハロー?ハロー?
誰か ハロー?ハロー?

子供の頃の僕はなぜか
あまり泣かない子供だった
だけどホタルが光らなくなった夜は
ひとりで泣いたことを覚えてる

そういつだっていつだって変わらない
想いがまだ眠っている
なんだってなんだってできるさ
大人達よもう一度

あの頃の嘘
あの頃の言い訳
あの頃の正義
理由なき日々の残像

さぁ何回も何回も転んで
それでもまた立ち上がれた
あの頃のままの姿で
大人達よ走り出せ
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