公園のベンチに座って胡散臭い書物を読んでみる
「〇月産まれの×型は短気で不器用です」
望遠鏡を覗くように恐る恐る後ろを振り返る
俗っぽいとっぽい覚えられないものに囲まれてた

想定外の痛みなら初めは意外だが
いつしか慣れていくもので
削れる岩を眺めては鏡を見ているようだ
楽しめない先にはもう死しかない

だからピエロのように繕う
シャイなアイツはふざけた方へと
賽を振り 愛想を振る舞うの
臆病者の為に
「ここは宇宙」と思えば
引きかけた引き金も戻せるさ
まぁいいかで紡いだ日々が真理だ
それが全てだ

右手の人差し指に出来るあのささくれが作る痛みだけが
あの人やあの人の憂鬱を紛らわす

誰しも人並みに傷つけて
人以上に傷ついて
産まれた傷の数を数えたら
そんなん両手じゃ足りない
やってなんかいられない
不健康なフリをしていたら馬鹿になる

だからピエロのように繕う
シャイなアイツはふざけた方へと
賽を振り 愛想を振る舞うの
臆病者の為に
これはサーカスと思えば
何度でも自分を埋めれるさ
言葉は手段で道具だから
目的に留めずに

だからピエロのように繕う
シャイなアイツはふざけた方へと
賽を振り 愛想を振る舞うの
臆病者の為に
ここは宇宙と思えれば
引きかけた引き金も戻せるさ
まぁいいかで紡いだ日々が真理だ そう思おう
君が心から望むのならば
やまない雨すら降らせるさ
虹の終わりもここにしてしまおう
楽勝だろう
なぜなら
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