さらさら

さらさら風に躍る緑
こぼれ落ちる陽気なメロディ
浮かれた波のしずく
ふりそそぐ太陽の下で
青く弾ける

きれいな花を耳にさした
女たちが紅茶を注ぐ
ささやく君の声は
ふりかえる砂浜の上で
甘く弾ける

あぁ はるかな海の彼方
もう いつしか忘れてた夢は
言葉をこえて届くよ この胸に

大きな声で君を呼んで
指を鳴らし「紅茶をひとつ」
はかなく甘い砂糖
溶かし空に透かしてみるよ
ガラスのティーカップ

はるか はるかな時の彼方
もう いつしか忘れてた唄は
言葉をこえて届くよ この胸に

さらさら風をまとう姿
こぼれ落ちる陽気な笑顔
浮かれた波のしずく
ふりそそぐ太陽の下で
笑い声と からまるよに
青く弾ける
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