連理の花

ついておいでよ はぐれぬように
過ぎた昨日は 振り向かないで
日暮れ淋しい 北風道を
ひとり歩いて 来たんだね
今日を限りに 泣かせはしない
ふたり咲かそう 連理の花を

薄い日差しの この街だけど
ここで暮らすと つぶやくおまえ
俺とおまえは ふたりでひとり
何も言うなよ 目でわかる
同じ傷みを 分け合いながら
花を咲かそう 連理の枝に

雨の降る日は 相合傘で
晴れを待とうよ 肩寄せ合って
雨も上がれば 七色虹が
明日の倖せ つれてくる
心ひとつに 想いをかさね
ふたり咲かそう 連理の花を
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