秋の終

大切にしてた君の 大切な話を聞いても
大抵の事はやり過ごした だけど今日は違った
秋の終わり

あなたに捧げてきた 愛とお金と時間と信用
肩の荷は降りたけど 肩の温もりは無くなった

何してる何してる どこか隙間が空いていた2人
愛してる愛してるってほど 愛をあげられなかった

大切にしてた君の 大切な話を聞いても
大抵の事はやり過ごした だけど今日は違った
飽きの終わり

愛情に満たされながら 頷くほど不確かになった
愛情の先にはもう 「別れたい」 だけなんだろ

傷ついた 焼き付いた 声と襟足2人の靴下
脱ぎっぱなし 「冬だし、 あの日を思い出すね」
2人を彩ってた日々も秋も
変わっていくところ、 優しく気づいて
この日々の中で寄り添っていたい

大切にしてた君の 背中を抱きしめて泣いても
僕の背に手は回らなかった このまま朝は来る

2人こじんまりとした部屋 小さな幸せを詰み重ね
生きてきたそれで良かった 本当に好きだったな
まだ話してなかった面白い話も
内緒にしておいたサプライズも
言ってしまえば君は 行ってしまわなかったかもな
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