想歌灯

紡いだ絆が灯り
小さな鼓動奏でた
届ける言葉を
歌に変えて

違う景色の中
歩き続けていた
目を閉じるほど見える
いくつもの煌めきが

握り続けた夢 その手に
刻み続けた声 その背に
傷だらけの道で 足並みを揃えた

もしまだ寂しさに迷うのなら 僕たちは
壊れた歯車さえ回し続け
誰よりも早く
抱き締めるから
いつまでも

紡いだ絆が灯り 小さな鼓動を奏でた 高鳴り
いつかは散る運命も 今は強さだから だけど
あの日の約束だけを 頼りにここで待つから 明日を
君が残した笑顔に 涙に
届ける言葉を歌に変えて
祈り続ける

同じ空を見上げ この目に
同じ星を見つけ 写して
幾星霜の中 肩を並べていた

もしまだ寂しいと言うのならば 僕たちが
こぼれた温もりさえ拾い続け
何度でも君の 心を満たす
どこまでも

繋いだ絆が灯り 小さな鼓動奏でた 遙かな
共に目指した世界は 少しだけ遠くて だけど
扉に触れる手が増え 光があふれ始める 眩しく
君と守った笑顔に 涙に
届ける想いを歌に乗せて

いくつもの出会いに 笑って 怒って
喜んで 泣いて また笑ったね

無邪気に綴る 毎日は幸せで
全て忘れても 消えない 消せない
僕たちの歌声

伝えた絆が灯り 小さな奇跡叶えた 結んだ
かつてを知る運命も 今は強さだから そして
紡いだ絆と世界が小さな鼓動奏でた 再び
君が残した笑顔に 涙に
届ける言葉を歌と 出会う
僕らの笑顔に変えて
色あせない君へ
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