夢現

この頃思うんだ 全部嘘だとしたら
僕は何処にいて 誰といたかって

どうしようもないくらい 馬鹿げてるよ
もう少しだけここにいても いいよね

君の声がした 心のずっと奥で
何かが溶けるように とめどなく流れてしまうんだ

どうしようもないくらい 馬鹿げてるよ
あの日の君に 会えるはずもないのに
もう少しだけここにいても いいよね

風船が飛んでいく 夕映の空へ消えてく
大きな風を待ちながら 夜の闇に怯えながら

風船が飛んでいく 高く空へと飛んでいく
もうここに戻れないこと 知らなかったあの日の僕らのように
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