本当は

寂しいこの街で
優しい夢を見た
気づけば訪れる
2度目のこの季節

この目に映る
日々の記憶に
微かに残る
君がいて

本当は探していた
何も見えない夜の中
隣で笑っていた
僕ら2人
あの日の夜 境に
きっと同じ事を思う

誰かの横顔が
あの日の君に見える度
俯いてしまうのは
怖がりな僕の癖

捨て切れぬままの
思い出達に
サヨナラがまだ
言えなくて

本当は探してた
何も見えない夜の中
隣で笑っていた
僕ら2人
あの日の夜 境に
きっと同じ事を思う

本当は探してた
すれ違う人の中
答えはもうわかっていた
僕ら2人
あの日の夜 境に
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