Wonderism

二度寝でもすりゃ さっきの
夢の続きを見れるだろうか
仕方のないことも もうちょっとの辛抱も
君に会えない今も 大人しく待てないよ

離れ離れになっても
壊れた世界でも
僕のぜんまいは君で

だから
ずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっと会いたくて
決壊寸前の夜も 何回だって越えてきたんだ

きっときっときっときっと
きっときっときっときっと大丈夫
何も変わらなくたって ただ唱え続けてた

限界など とうに越えて
割れてしまいそうな心
それでも大丈夫
「会いたい」は奪えない

誰かのせいにしたなら
幾分か 楽になるはずだろうに
それら一緒くたに 自分のせいにしてる
君の優しさが 好きだけど不安だよ

だから君には きっと僕がいないとダメだよ
そうでしょう? なんて言う僕で笑ってよ

ずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとそうやっていよう

なんだかんだ気がついたら
おじいおばあになってましたってくらいがさ
ちょうどいい具合だろう
空白の時間すら 語り継いでいこう

だから
もっともっともっともっと
もっともっともっともっと頬張って
目一杯味わっとこう 忘れちゃわないように

だってだってだってだって
だってだってだってだってこうやって
とりあえずだって 生きているから
「ありがとう」を言えるよ

現実では 奇跡など
そう起こるもんなんかじゃない
でも 僕と君なら
起こせそうじゃない?

頑張った分ちゃんと返ってくるなんて信じてもいないよ
ただ なんもしないでなんか変わると思ってもない
たかが数センチ されど数センチの奇跡を
なけなしの勇気を抱えて
当たり前の世界を

待っている
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