もう夢は見ないことにした

「もう夢は見ない事にした」とか言ってるそばから夢を見る
夜の底、竜宮城、こんなに暗いと今更知ったんだ

期待をするには不安定な
空模様にぼくら肩を寄せて
笑ったと思ったら泣いてる顔
コンビニのスウィーツは酷く甘い

淋しさだけが僕ら繋ぐ理由だった
見えない明日に唇重ねて

「もう夢は見ない事にした」からかってるフリして呟いた
君の目に光る海 息継ぎ出来ない感情論です
君が居ないことにして ありがちな罠にただ溺れてた
夜の底 竜宮城 こんなに深いと今更知ったんだ…

純粋と云うには世間知らずな
2015年式の恋の歌
モラトリアムなまま年を取る
最後は魚の餌になろう

すれ違う日々何を演じてんだっけ?
優しいフリしてその手を離して

「もう夢は見ない事にした」ただ半端な自分を誤魔化して
蹴飛ばした、壁に穴、通わぬ心の感情論です。
君が居ないことにして ありがちな罠にただ溺れてた
夜の底 竜宮城 こんなに深いと今更知ったんだ…

寝間着のまま、僕たちは、夜の街へ飛出して
当ても無く彷徨っては、よくある言葉ささやいて

「もう夢は見ない事にした」とか言ってるそばから夢を見る
夜の底、竜宮城、こんなに暗いと今更知ったんだ
君が居ないことにして ありがちな罠にただ溺れてた
夜の底 竜宮城 こんなに深いと今更知ったんだ…
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