絢爛 - I'll never forget you -

舞い落ちる華のように
朽ちてゆく運命(さだめ)よ
咲き誇れ 刹那の夢幻(ゆめ)

あと何度あと何度朝陽を
何事もなく迎えられるのだろう
遠い空 同じ景色を眺めていた
ふと過る あの横顔

あぁこの時代は移り行き
胸に刻んだ
情熱 駆けて走った

舞い散る華のように
朽ちてゆく運命よ
叶わぬ願いに気付いてた
痛み抱えて眠る夜
思い出す笑顔
その心 守りたくて

風が吹く行き先も知れずに
狂った世界の嘆きも絶えて
大地から飛び立つ鳥の羽音を聞き
戻れない 過去想った

あぁ耐えるこの瞬間にも
剣を握り
僅かな未来を歩く

この身体に課せられた
残酷の縛りよ
最期の蕾が開くまで
守りたいものを守るために
生まれてきた
咲き誇れ 今世の華

あと少しあと少し
此処にいたくて
無力 其の時は来る
何処に居ても 見守ってる
星が綺麗な夜
君がもしも微笑む世界なら

舞い散る花のように
朽ちて果てても良いと
叶うなら 君の幸福(しあわせ)を
やがて滅びゆく命 絢爛の風吹(ふぶき)
咲き誇る 今世の華
守り抜く決意と定め
永遠に
散りゆくまで
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