いつか再会たら

君を傷つけた この俺だけど
今はとても悔んでいるんだ
何故か今夜は 酔えなくて
いつもの店で ひとり飲む
忘れられない あの日の君は
小雨の中にたたずんでふるえていたね

遠くで霧笛が 哭いているような
そんなせつない夜が身をせめる
いつかひとりで 彷徨(さまよ)えば
見上げる空に 流れ星
あれは夢だろか 遠いまぼろし
胸の隙間にしみてくる夜更けの風よ

二人暮した この都会(まち)に
季節の花が 風に舞う
いつか再会(あえ)たなら君をこの胸に
そっと抱きしめごめんよと言ってやりたい
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