拍手

希望と切符を 握りしめ
故郷(くに)を旅立つ 寒い朝
成るまで帰るな ひと言に
心で鳴らす 拍手(てばたき)を
どんなに泣いても 帰らない
明日に命を 賭けるのさ

世間のつらさに 涙して
やっと掴んだ 夢ひとつ
分厚いその手で 思いっきり
鳴らしてくれよ 拍手(てばたき)を
おやじが喜ぶ その顔に
苦労の苦の字が 消えてゆく

荒んだ心に この恋が
いつも隣で 支えてた
幾つも泣かせて 来たけれど
幸せあげる 拍手(てばたき)で
親父が待ってる 祝い酒
一緒に行こうな ふるさとへ
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