デイドリーム

夜にまぎれた昼間のひかり
誰も知らない世界の終わり

裸足のままベランダに出た
新しい風が吹いていた

ぼくだけが古いまま生きてるみたい
そんな気がして深呼吸した

けむりを巻いて消えてしまった
デイドリーム

空や海の青さは
きっと数え切れない人の悲しみ

なんとなくでもかまわないから
そばにいてほしいだけだから

白々と夜が明ける頃
暗闇が手招きした

透明色のきもちを抱いて
デイドリーム
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