灯火

まだ、心ともした火が消えそうにないまま
七転び八起きの日を駆けていく
ノート書き殴る劣等感が最高級の燃料だ
一泡吹かせてやるなんて事を思ってたんだ
進路希望を空欄で出す勇気すらない僕は
大人が喜ぶ事を書いた
板書は得意分野だったでも夢は描いていなかったんだ
耳鳴り引きずり眠る日まで
まだ、心ともした火が消えそうにないまま
七転び八起きの日を駆けていく
今、心踊る瞬間を知ってしまった少年は
未だ見ぬ自分にまた会いにいく
まだ、心ともした火よ消えないで
いつまでも いつまでも
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