双六

叶えてしまった 夢を額に飾って
ほら今 どこへ向かおうか
振り返る足跡 色付け青春と呼んだ
それから 花は枯れ始めた

映画では その夢の結末には 君だけ居なかった

求めなければきっと僕ら 何も失わずに済むから
華やいでいた「いつか」で酌み交わす今日も 満更でもないけど
何になりたいか?じゃなく どう在りたい?
僕にとってそれが答えだった
誰かが言う絶対を 笑い飛ばせ

携帯の電源 ずいぶんと切ってないな
どこかで自分を委ねた
核心のない音楽 誰にでも優しかった
心の穴を すり抜けていった

その弱さで 誰より強く在れるのは 君しか居ないんだ

求めなければ きっと僕ら 何も失わずに済むから
華やいでいた「いつか」で酌み交わす今日も 満更でもないけど
何になりたいか?じゃなく どう在りたい?
僕にとってそれが答えだった

見届けて欲しい これからの日々を
君と僕はもう出会ってしまったんだ
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