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太陽にカーテンで
目隠しをして
君との日々に
浸っていれたら

あの日だって
もう遠くにはいかないのに
信じる、信じないが
ぐちゃぐちゃになる日々

もう夜が明けるよ

さよなら
でも忘れるほど
遠くには行かないでね
ちょっと離れた所に住む
親戚のようにいてほしい

夜、幻の中でたまに会おう
その時はお互いに
相変わらずのところを
探し合おうよ

タイムマシンがあったら
君を救えるかな
なんてありえないこと
たまに考えるんだ

あの日から
もうずいぶん変わってしまったよ
街も人も
僕も景色も

君はもうたぶんHeaven

幻の中 君に会って
アラームが鳴れば虚しくなるけど
下を見つめてしまうよりはいいよね
ちょっとだけ後ろを振り向くのも
残してきたのは後悔や
悲しみだけじゃないしさ

さよなら
でもいずれ僕も
そっちに行くから待っててよ
まだやることがあるから
しばらくこっちに残るけど

いつか僕も幻になったら
ありもしない場所で
待ち合わせをしようよ
クチナシの花が香る場所で
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