だるま落とし

「ねえ、アイツのことが好きなんでしょ」と始まっただるま落とし
次々弱点見つけては当たってくるの
自分の名誉守るため 大人は見て見ぬ振り
そりゃ笑うことすらできなくなるわ

神様どうして この世にジェラシーを生んだの こんなに醜いものはない
ハートはズタズタ 体もズタズタ あたし何か悪いことしましたか?

見世物のように堂々と威嚇をされ 追い詰められた教室の中
自分の身を守るため スパイも見て見ぬ振り
くだらん仲良しゴッコはやめとけ

神様見抜いて 奇跡とカルマの境地で 何があろうとくたばるもんか
ハートはズタズタ 体もズタズタ あたし何か悪いことしましたか?

理性を失い 意味もなく 蹴落とすのはやめて

神様どうして 嘘偽りを生んだの 助けを呼ぶこともできやしない
闇を貫いて 勝ち誇れるまで 少しの望みをかけて

肌にトゲが刺さるような風が吹く冬の夜
あてもなくふらふらと外へ飛び出した
×