愛しさの瀬戸際

止まない雨が
夜を濡らし
この街を泣かせてる
ペーブメント
足を止めて
見つめ合ったまま動けない

愛は どんな時も
“時間切れ”で
終わるものさ

愛しさの瀬戸際で
迷っても
君を 強引になんて
奪えないだろう

いつしか雨は
霧になって
心へと染みて来る
その瞳に
溢れるのは
言葉にできない切なさか

ずっと このままでは
いられないと
わかり過ぎて…

愛しさの瀬戸際で
ためらえば
君を 今よりも きっと
傷つけるだろう
愛しさの瀬戸際で
背を向けて
僕が 悪者になって
あきらめさせる

愛は どんな時も
答えなんて
出ないものさ

愛しさの瀬戸際で
迷っても
君を 強引になんて
奪えないだろう
愛しさの瀬戸際で
いつまでも
僕は 思い出の中で
愛し続ける
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