壊れた時計

読み終えた 本を閉ざしたら
なぜか涙が溢れてくるの
寂しさに この身も心も
捧げる事が できるのかしら
何度も手を伸ばして
探した あなたの温もり
愛した記憶の中で
さまよう わたしの心

夢と同じ道を たどってゆくと
遥か遠く あなたの面影 優しく私を招くよ
とても深い夜に 星も見えない
空の下で 抱きしめあうのが さだめなの

偽りの言葉の代わりに
未来を映す鏡があれば
曖昧な二人の明日を 占う事が できるのかしら
壊れた時計のように 世界が歪んで見えるの
狂った時間の中で 天使を求める心
夢と同じ場所に たどり着いたら
まるでそこは捩れた幻
確かに私がいるのに とても深い夜に 星も見えない
空の下で 抱きしめあうのが さだめなの

夢と同じ道を たどってゆくと
遥か遠く あなたの面影 優しく私を招くよ
とても深い夜に 星も見えない
空の下で 抱きしめあうのが さだめなの
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