崇高な果実

戦火の街を 逃れ国境を越える
人の群れがゆく 惑星の片隅で

離れ離れになった 家族の名前
叫ぶ少女の 声がKNIFE 君に投げる

死ぬのはいつでも他人と思ってる
僕らの生き方を問う
虐げられた人がいることに
目をそらす心を裁くよう wow

海岸沿いに 点る窓の灯りが
群れ飛ぶ蛍みたいに 揺れて届く

死をまだ知らない少女の眼差しの
天使の気配も届く
やるせなく優しげな音楽が
魂に触れるように

虐げられた人の悔しさを想え
失くした誇りを想え
愛してると言うときに その胸に問えよ
崇高な果実に
真実の声で
愛だけが 愛を 知ってる
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