CITRUS

熱を奪っていく
路地裏の香りが
昨日までの僕
忘れさせたんだ

酸いも甘いも捨て
平凡に埋もれても
ここにある幸福は
何にも代え難い

指差し 笑われたとして
極める道 褪せることなく
右か左 迷ったなら
真っ直ぐに飛べ

離さないって決めたから
守りたいって言ったのさ
ホンモノの強さだけ
見つけたくて
今未練なんかこれっぽっちも無い
無作為に伸びてる雑草も
自由を掴んでる
それぞれの未来が咲き誇る
君といれば

絆されてしまった
シトラスの香りに
強く心の臓掴まれた様で

上手く笑えてる
あの日の僕らよりも
悩み方すら忘れた
誇らしい愛情

そぞろに鼻を利かせては
誰かに怯えて生きるより
上も下も無い世界で
包み込んで

離さないって決めたから
守りたいって言ったのさ
ホンモノの強さだけ
見つけたくて
今未練なんかこれっぽっちも無い
もどかしく燻る滑走路
身動き取れずに
後手後手にまわり沈むのなら
空へカケろ

優しさが 溢れないようにずっと
何が起きようと変わらないままで

離さないって決めたから
守りたいって言ったのさ
ホンモノの強さだけ
見つけたくて
今未練なんかこれっぽっちも無い
無作為に伸びてる雑草も
自由を掴んでる
それぞれの未来が咲き誇る
君といれば
×