シャッフル

僕に似合わないと 決めつけてた
君が選んでくれた 赤いスニーカー
少し照れるけれど 嫌な気分じゃない
足音も景色も なんとなく変わった気がした

知らぬ間に積み上げた 壁の向こう側で
まだ知らないトキメキが 僕のことを待っている
そんな根拠なんてないことを 信じてみたくて
言えずの君への恋 そっと 伝えてみようかな

「あの人 無愛想で なんか苦手」と
ロッカー室の中で みんなが言っていた
でも僕は見たんだ 帰る電車で
お年寄りに「どうぞ」と その人は席を譲っていた

空から見た僕らは 地球の一部で
支え合い 分かち合い この世界を回してる
そんな角度で全てのこと 見つめられたなら
好きになれない自分も 少し愛せる気がした

雨降りの週末は 憂鬱な気持ちにもなるけれど
どこかでは収穫を待っている 誰かにとっての恵みの雨

知らぬ間に積み上げた 壁の向こう側で
まだ知らないトキメキが 僕らのことを待っている
そんな根拠なんてないことを 信じられたなら
どんな日も幸せを きっと 探し出せるだろう
そんなことを 君と話したい
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