ワスレナコウタ

夏草薫るあの夕べ 揺れた陽炎 街の匂い
風が薫ったあの路は 母さん二人歩く夢
今では遠く懐かしき 浮き雲ポカンと眺めてた

儚い気持ちはどこへ行く 僕たち何も知らなくて
あの娘は一人で泣いていた 音もたてずに泣いていた

夢見心地で我を知る 小さな欲から始まって
いつの時代も繰り返す 青い光と時の果て

ちっぽけすぎるその理由が 譲り合えない意地なのか

儚い気持ちがいつまでも 僕達今もあるのなら
あの娘はみんなで笑ってる ワスレナコウタ響いてる
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