手持ち無沙汰の腕時計

初めて来た君の住む街
君らしくてとても素敵だよね
歩く速さこれでいいかな?
手を繋ぐ勇気あればいいけど

星空 見上げる君を盗み見て
どんな会話すればいいか悩んでた

目が合った時の君の笑顔が
眩しくって可愛くって照れ臭くて
早くこの場を逃げ出したくて
手持ち無沙汰 意味もなく何度も見た腕時計

「送って」なんて君が言うから
どんなつもりなの?試されてるの?
次に会うのいつかななんて
僕から聞くのは女々しいかな

名残惜しそうに僕を見てる君
「もしかしたら…」なんて思うのは自惚れかな

目が合った時の君の笑顔が
眩しくって可愛くって照れ臭くて
早くこの場を逃げ出したくて
手持ち無沙汰 意味もなく何度も見た腕時計

「じゃあ、またね」と背中を向けた
引き止めてほしいけど振り返れない

目が合った時の君の笑顔を
思い出して駅へ向かう帰り道
ふいに寂しくなって もう会いたくて
見上げた空 僕を追い越した流れ星ひとつ☆彡
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