鎌倉哀愁クラブ

降りそぼる 霙(みぞれ)に濡れて
泣きながら歩く 小町通り
肩を押されて ころんだ水たまり
ここは鎌倉哀愁クラブ
好きよあなたが 好きよあなたが
悔しいけれど 忘れられないの

気まぐれな アイツだけれど
優しさが沁みた 雪ノ下
飲めば浮かんで 消えてはまた浮かぶ
ここは鎌倉哀愁クラブ
あんないいひと あんないいひと
どこにもいない 海のような人

可愛いと 抱きしめられた
わかるでしょ それが嬉しくて
ひとりぼっちにゃ 幸せだったのよ
ここは鎌倉哀愁クラブ
女ごころは 女ごころは
かりそめだって 恋が命なの
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