廻ル

くもの よだれに うたれ
なまえを おもいだしたら
みつめあうことをゆるされて ふたりはであう

しゅくめいに とわれ
こえのない えいがのように
もとめあう わかちあう

なにをきっかけにしていたのか きかせておくれ
ちいさな てのひらには すべてがあったろ

おおらかに てきとうに おもいきり いきをすえば

まわる まわる こころが まわる
ながす ながす おもいを ながす
めぐる めぐる こうして ふたり

まともなふりなんて しなくていいよ
ありったけの きみと あわせてよ
ひかりを ちりばめてしまえばいい
なみだでも えがおでも

せんねんも まんねんも くりかえし であいながら

まわる まわる こころが まわる
ながす ながす おもいを ながす
かわす かわす けしきを かわす

めぐる めぐる こうして ふたり
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