白河夜船

あんたのお酒は 可愛いいお酒
酔えば甘えて 子供と同じ
いいじゃない いいじゃない
こんな小さな 倖せで
白河夜船の ねえ船頭さん
偉くなってね わたしの膝で

裸の心で 生きてるあんた
そばでわたしが 守ってあげる
いいじゃない いいじゃない
惚れた男(ひと)なら 宝物
白河夜船の ねえ船頭さん
忘れちゃいやよ わたしのことを

時代が小走り しているならば
亀さんみたいに ゆっくり漕いで
いいじゃない いいじゃない
人情(じょう)と涙の 浮き世川
白河夜船の ねえ船頭さん
死ぬまで一緒よ ふたりは一緒
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