夕立が過ぎた野原に居る
少し雨の匂いがして虹がのびていてキレイな場所

雨が止んだせいか鳥たちが優しく歌い
そして右のポケットには小さな黄色の飴

あー この空間は誰も見つけないで
あー そう思って飴を口に入れた

この小さな飴すっぱいのね
顔の中心にしわ寄せすっぱさ確かめでも甘くて

そんな風に思って少し微笑んだりしてる
そして右のポケットを触って飴の数見て

あー 風が優しい 心地よく顔に吹く
あー まわりの木も優しく揺れている
あー 体が勝手に野原にたおれこむ
あー 飴のこの味 大切になってる
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