光る雲

私には手に入らないもの きっと…

生まれた時から空を掴んできたの
それは私がまだ幼いから
いつか人並みに得られることと
信じて生きてた

人と比べ 羨んでは
悔しいって泣いてた 若葉の頃
時は過ぎ去り 世界見渡せるように
だけど違うの
何か足りないの

あなたには手に入れられるもの
使い捨てでも いいくらい
私には手に入らないもの
ずっとずっとずっと…

人の弱さやズルさを受け入れようと
振り向いてくれるわけじゃないこと
憎み続けるのは苦しいこと
私は知ってる

淋しさなら 置いて来たの
まだ期待を抱いた 夢見る頃
夜空に浮かぶ雲が 光って見えるくらい
慣れてしまった
空虚な悲しみに

あなたには手に入れられるもの
煩わしくて 邪魔なくらい
私には手に入らないもの
ずっとずっとずっと…

あなたには手に入れられるもの
当然のように 微笑んで
私には手に入らないもの
ずっとずっとずっと…

ずっとずっとずっと…
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