いつかの日々と今日の月

冷たい夜に嘘をついて
『明日(あした)も早いの…。』って一人抜け出した
帰り道 季節の終わりを
去年の跡辿って歩いてゆく

またほんの少しだけため息をついた
意味のない癖なの あの角を曲がれば
街風に吹かれて消えてしまうの

明日も昨日を繰り返すような
平凡な日々があるけれど
もうすぐ明けていく空の果てに
今夜最後の月が見えたら素敵ね

それも昔の事みたいね
知らない街はもう見慣れた街

そしてまた飽きてはどこかの
知らない街にきっと憧れてく

またほんの少しだけ時が進んで
変わりたい 変われない 不器用なせいね
そしてまたいつかなんて思うの

このままどこかへ飛んでゆくような
理想は途方もないけれど
いつの日か振り返る日々の先で
今日と似たような月が見えたら素敵ね

ゆっくりゆっくり色を変えていく夜空に
ゆっくりゆっくり歩いてきた時を重ねて
一人見上げた

明日も昨日を繰り返すような
平穏な日々があるけれど
このまま明けていく空の果てに
浮かぶ夢が見れるなら

このままどこかへ飛んでゆくような
理想は途方もないけれど
いつの日か振り返る日々の先で
今日と似たような月が見えたら素敵ね
×