言選り

音が開く音 夢の鍵 切れた街、終わらない景色
朝の夜は消えてゆくの 通り雨は君の終わり

時計台の鳥は壊れて その匂い眺めてるの
影に白が傘をさして 青い穴を眺めてたの

皮膚の裏側の白い部屋で夢を語る
あの日の4時に

夏の夕立、愛とか悲しみとか切り出して箱にそっと閉じ込めた。
ベッドの中、揺れた笑顔も。

街を償う煙の光 冷たい人の窓が降る
涙に刺す青いカーテン 神社の裏側の過去は

濡れた顔の悲しみに触れた季節 窓と美しい嘘

朝の光が冷めてく、優しい窓壊してく。
こぼれた夢を助けても続きは扉が塞いでる。
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