ボクハサクラ キミノサクラ

君に春が来たら 僕は冬が来たね
僕ひとり お寒いね

君が笑う頃に 僕は笑えなくて
君だけが歩くんだね 僕も少しあてにしてた花道を

手のひらり その手ひらひら
乗せては上げて また裏返す
君舞い上がり 僕は散る
まるでサクラ 君のサクラ

今思い返せば 足がかりだったね
僕がなぜ残るのかな 君にむしろお似合いなこの場所に

へらへらり へらりへらへら
身の程超えて 上から入る
切り捨てられる 僕キレる
もはや錯乱 君に錯乱

もうひらり 君にへらへら
媚びてへつらい 頭も下げる
やがて花咲き 思い知る 人はサクラ 人のサクラ

ボクハサクラ キミノサクラ
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