Mikazuki

今も君がこぼした
コーヒーの跡 消えないラグ
何度も消そうって 努力したのに
もうなんで?もうなんで?もうなんで?

涙の音さえ響くワンルーム ボロボロ溢れて止まらない
あと何回同じ毎日を過ごせば 君を忘れられるの

誰かが待つ君のとなり
私が待つ君をひとり
三日月が消えそうに泣いている
強くなりたいよ 強くしてよ、ねえ、moon light…

駅は二つ隣 遠くにいるワケじゃない、でも
バスタブにもいない テレビの前にも ベットの上にも いない…

誰かの帰る音 君じゃないってことくらい
心に染み付いた 君が消えないの
なんで?もうなんで?もうなんで?

「つまさきが冷たいね」って笑う 君はいつも暖かくて
この部屋で何度も 抱き合った 生きてもいいって思えていた

誰かが待つ君のとなり
私が待つ君をひとり
三日月が消えそうに泣いている
あの人を戻して 戻してよ、ねえ、moon light…
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