RED

次の交差点で別れる前に 余計な涙は拭いておくから
もう一度だけ僕は笑う もう一度だけ君の目を見る
何も叶わないのかな 君は戻らないのかな
目まぐるしくも重たい毎日が 玉虫色のライトをくれる
それに照らされていれば 迷子にならないのかな
鉛の中の蝶々を眺めて過ごす 午前午後
もう一度だけつねってあげる だから痛そうに演じてくれる?
それが答えなんだから

紅に騒ぐ血が「君だけだ」と叫んでる
叶わない星の願い 本当は分かってる 本当は分かってる
でもどうやって? ああどうやって?

運命とはダイヤより固くそのくせ僕には光らない
ただの石ころだって言ってもいい程につまらない事この上ない
運命なんて信じない 僕は運命なんて信じない
無い物に言葉など必要ない 辞書という辞書から外してくれ

闇雲に育つ夢がただ虚しく揺らいでる
叶わない星の願い 僕だって分かってる 本当は分かってる

紅に騒ぐ血が「君だけだ」と叫んでる
叶わない星の願い 本当は分かってる 本当は分かってる
でもどうやって? ああどうやって?
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