イチヂクは木の下で

午前(ひるまえ)の街 泳ぎながら
曜日ごとの夜 思い出してる
ランチタイムを 決めるのも
今なら何でも 片手で出来る

繰り返す 恋のたびに
変わるものは ないけれど
変えてくれること 待っているのよ いつも

イチヂクは木の下で季節風(きせつかぜ)うけながら
ときめきが 終わらないうちに
イチヂクは木の下で 食べるのが一番よ
知らぬ間に その枝を離さない様に 気を付けて

消えぎえな窓 灯り数え
ひとり思いにも 慣れたみたいね
夢のけしつぶ バスローブに
包みきれない 今度の恋

約束は 出来なくても
かわいそうと 思わないで
そろいの未来は 心の中にあるの

イチヂクは木の下で 白い手も無駄にして
やさしさを 忘れないうちに
イチヂクは木の下で 食べるのが一番よ
見上げてる 青空がたそがれてしまう その前に

イチヂクは木の下で季節風(きせつかぜ)うけながら
ときめきが 終わらないうちに
イチヂクは木の下で 食べるのが一番よ
知らぬ間に その枝を離さない様に 気を付けて
×