沈めてくれたら

僕は苦しむ 約束の期限に
僕は悶える いつか来る終わりに

嘘に笑えた日は醜い汚れ人
嘘に笑えぬ日は報われぬ孤独人

日々に掻き消され 取り残されてく
海に沈めてよ この僕を

終わりを知らない 海をただ見ている
終わりしかない 人に少し似ている

海に憧れて 吸い込まれていく
君が沈めてよ この僕を

何もない
君もいない
息の意味もないけど
ため息を吐きながら
僕は明日を待つ
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