Shelter

あぁ 風が吹いてた 夜のなかで
ふたりは 子供のように眠っていた
あなたのそばでわたしは 自由になれる
汚れたサンダルのまま ドアをたたいた
戻れなくてもいい

愛を知らない 明日がみえない
そんなあたしはもうどこにもいないわ
すべてを見たい 感じあいたい
なにもかも超えてゆける愛を

まぼろしでもいい 嘘をついてもいい 戻れなくてもいい

あぁ 砂に咲いてる あなたは薔薇
わたしは 最後の水も差しだすでしょう
砂漠の たったひとつの シェルターのように
あなたはわたしのすべてを抱いてた
帰れなくてもいい

何も知らない なにも言えない
そんなあたしはもうどこにもいないわ
立ち止まれない 信じていたい
永遠さえも超えてゆきたいの

まぼろしでもいい 嘘をついてもいい 帰れなくてもいい

帰れなくてもいい
愛を知らない 明日がみえない
そんなあたしはもうどこにもいないわ
形などない 恐れはしない
指からこぼれた砂のように

何も知らない なにも言えない
そんなあたしはもうどこにもいないわ
立ち止まれない…

まぼろしでもいい 嘘をついてもいい 帰れなくてもいい

砂漠に立って さがしてたわ あなただけを
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