サランヘヨ~国境を越えて~

雨の天気予報、「傘ちゃんと持ってくんだよ。」
なんて独り呟いても 広い部屋響くだけ
情けないものだな

昨日見た夢といつの日かの約束
炭酸の抜けたぬるいサイダーみたいに
情けない僕は不思議と湧き上がっていて君のもとへ

日本海を泳いでゆく
国境を越えて 得意のバタフライで
伝えたい愛情は空回って
カタコトになっちゃって君は笑うよでも「サランヘヨ」

忘れ物だとか探してしまったよ
本棚の陰に君の好きだったリップクリーム
情けない僕はキャップなんか開けてしまっていて匂い嗅いだんだ

運命は時に残酷で
神様は君を韓国へ
あの日あの時交わした約束とリップクリームを握りしめて

日本海を泳いでゆく
国境を越えて 得意のバタフライで
伝えたい愛情は空回って
カタコトになっちゃって君は笑うよでも…

北海道の美味い精米
君の町のキムチと不思議なくらいマッチ
プチ整形してもいいよ
眠そうなまぶたで僕を見ていてよ
そしてずっとサランヘヨ!
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