数えないで

数えないで 泣いた人を
明日の私が 浮かぶから
5年も前の 涙は遠い
知らない海に 沈んだ筈よ

ねェ 心の中に
憧れをえがく
空があるなら 私だけ
赤い風船 飛ばさせて

これまで自分でも見たことのない
幸せそうな顔が
映っているんだもの
嘘みたい

数えないで 捨てた恋を
あなたの優しさ くもるから
2年も前の あなたの化石
そっと触れずに 眠らせてあげて

ねェ 心の中に
想い出のための
場所があるなら 私だけ
私だけを 踊らせて

これまで自分でも見たことのない
幸せそうな顔が
映っているんだもの
嘘みたい

数えないで 過ぎた日々を
別れの予感が 匂うから
2年3年 5年過ぎても
今とおんなじ 二人でいたい

ねェ 心の中に
永遠とかいう
文字があるなら 私だけ
私だけに のぞかせて
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